2018年08月24日

元バドミントン日本代表 池田信太郎が語る「アスリートにおけるセカンドキャリア」(後編)

先週よりお送りしています元バドミントン日本代表 池田信太郎が語る「アスリートにおけるセカンドキャリア」。

本日は後編をお送りします。今回は池田信太郎の現在の活動について語っていただきました。

※ 前編をお見逃しの方はこちらからお読みいただけます。

 

良く現役を引退した選手は今何をしているんだろう?と聞かれることがあります。

私のことを簡単にお話をすると、

1)コーポレートキャラのようなイメージの仕事

2)ウィルソン(スポーツブランド)のアンバサダー

3)ファッションのPR事業(デジタルマーケティングやモデル(アスリート)のアサインなど)

4)オリンピックの飲食戦略の委員

5)AC組織委員会のインフラの委員

6)AuB顧問

というような感じで、様々なことを行っています。

どれが面白いかというと、全部ですかね。

例えば、オリンピックの飲食戦略の委員では、ギャップ認証制度取得の支援をおこなっています。ギャップ認証制度とは農業において食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保する為の生産工程管理の取り組みのことです。オリンピックでの食べ物はギャップ認証制度をとっているものしか出せないという決まりがありますが、今の日本にはその制度がないので、東京オリンピックの飲食戦略委員の一員として、その啓蒙活動を農林水産省などと一緒に取り組んでいるところです。

あとは、先日まで仙台で開催されるバドミントンの大会を飲食も含め、全てイチから作りました。大会開催までに2年という期間を要し、大会開催がこんなに大変なことだということを知りましたね。

 

AuBとの出会いは、鈴木啓太とランチをする機会がきっかけでした。同じアスリートとしてやろうとしていることはわかるけれど、事業だから社会貢献やビジネスをやらなければならない。その為には、うまく回るような軸を考えていかなければならないし、根本であるアスリートを大切にするという軸がブレてはいけない。考えなければいけないことがたくさんありました。

私のAuBの役割は、そうしたマネジメント(特に啓太君の笑)ですかね。

 

そして私がどのように、どういう形で活動することがAuBの為になるのか、整理しコントロールしながらAuBを大きくしていきたいと思います。私の強みである、コミュニケーション力、企業の役職でいうとコンサル業ということになるのでしょうか。誰に、何をどう届けるのかなど、ビジネスのフレームを考えるのが好きなので、裏方として支えていきたいと思います。

 

その他にも私が今後やっていきたいこととして、「スポーツで人を育てる」ということではなく、「教育のためにスポーツを使う」という考え方を広めたい!ということです。

これは引退したときにやろうかなと思った事業でもあるのですが、当時はバドミントンだけのスポーツアカデミー事業を考えていました。途中まで進んでいましたが、現在は事業を中止しました。凄くつまらなく、なんて残酷なことをしてしまう所だったと思っています。

でも教育×スポーツという所にはかかわっていきたいので、本当に何がやりたいのか、何が人のためになるのかをよく考えていきたいと思っています。

 

これから未来のアスリートを目指すお子さんが、安心してアスリートの道に進めるような世の中になる為にも、私自身がモデルケースとなれるようキャリアを積んでいきたいと考えています。