2017年10月06日

AuBのアスリート 横田真人コラム~「スポーツの見方」

こんにちは。AuBの横田真人です。

今年の8月に北海道マラソンが行われました。

北海道マラソンは日本国内で真夏に行われる唯一の公認フルマラソン大会ということもあり人気が高まっている大会です。

今年の大会は、東京オリンピックのマラソン日本代表を選考する大会への出場権を得る最初の大会(紛らわしくてすみません)ということもあり話題になりました。

この大会を終えた陸連関係者の方とお会いしたときに、「大会の見方が増えたという点でこの選考方法は評判が良かった」という話をされていて面白いなと思いました。

東京オリンピックのマラソン日本代表選考する大会に出場するためには、

1.日本陸連が指定する大会で
2.指定された順位で
3.指定されたタイム

をクリアすることが1つの条件になります。(選考については、ここでは説明しきれないので、興味のある方は、日本陸連のサイトを参照してくださるとわかりやすいと思います。 http://www.jaaf.or.jp/mgc/)

陸上競技やマラソンは

・勝負
・記録

というのが観戦するときの大きな視点となります。

最近の100mだと9秒台を出すか出さないかが大きくクローズアップされ、勝負を楽しむという視点は注目されないということも起きていました。

 

 

 

 

 

新しい選考方法で行われた北海道マラソンは、優勝しなくても日本人6位以内に入り指定タイムをクリアすれば“オリンピックのマラソン代表になるための第一関門を突破できる”という新しい視点を、ファン、選手、関係者に提供しました。

優勝が決まったあとも、この条件をクリアできるかに大きな注目が集まったのです。
このような”優勝争い”や”タイム”だけでない価値をうまく魅せた一番の例は箱根駅伝だと思います

箱根駅伝は、

・優勝争い(勝負)
・区間賞争い(記録)

以外にも、

・翌年のシード権争い
・繰り上げスタート

という優勝争いという一番の注目が終わった後でも1-10区間の間に飽きない”仕掛け”がたくさんあります。(意図して作ったかどうかは私は知りません)

また、プロ野球のクライマックスシリーズ争いも同じです。3位に入れば日本一のチャンスが残されるとシーズンの終盤で優勝が決まっても緊張感のある試合を見ることができます。

そのスポーツが求める価値、提供できる価値を多様化できるかどうか、今後日本のスポーツ界が発展していくうえで非常に重要になってくると感じています。

 

ちなみにこの大会、男子は日清食品グループの村澤選手が優勝をし設定タイムもクリアしたので東京オリンピックのマラソン日本代表選考する大会(マラソングランドチャンピオンシップ)への出場権を得ました。

彼とはユニバーシアードという大会で同部屋だったり、自宅にも遊びにきてくれたりと競技内外でも関係のある選手だったので個人的にとても嬉しかったです。

選考会まで一番時間をかけて準備ができると思うので、本番(オリンピック)を見据えて良いトレーニングを積んでより輝いて欲しいなと思います。

 

AuBとしては今後マイナースポーツの選手のサポートも行ってまいります。スポーツ、アスリートの魅力をどう伝えていくかをアスリートと共に考えて行く中で、今回のマラソンは非常に参考になりました。

コンデイションのサポートだけではなく、競技自体の魅力をともに高めていける、AuBはアスリートにとってそんなパートナーでありたいと思ってます。