2017年10月13日

スケルトン/小口貴子選手対談vol.1 〜スケルトンってどんな競技?鈴木啓太が挑戦?〜

今回はAuB代表 鈴木啓太とスケルトンの日本代表選手である小口貴子さんの対談をお届けします。
皆さんなかなか馴染みのないと思われるスケルトンという競技、そしてアスリート共通の課題であるコンディショニングについてお話を伺いました。

思いがけず、鈴木啓太がスケルトンに挑戦するかも?というお話にもなりそうです。

 

鈴木啓太(以下、鈴木):今日はよろしくお願いします。スケルトンという競技について事前にいろいろと調べてきたのですが、かなりスピードのある激しい競技ですね。

小口貴子さん(以下、小口):はい。氷のコースをソリで滑走するスポーツは主に3つあります。スケルトンは、一人乗りの小さなソリにうつ伏せに乗って頭が先になって滑走する競技です。他に、一人ないし二人あおむけになり足から滑走するリュージュ、複数人(2名or4名)でやや大きめのソリに乗って滑走するのがボブスレーです。頭から滑走するスケルトンは、一般の方が見るとインパクトはありますね。

【スケルトン競技】

 

 

 

 

 

【リュージュ競技】

 

 

 

 

 

【ボブスレー競技】


 

 

 

 

写真提供元:公益社団法人 日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟

      http://www.jblsf.jp/beginner    

 


鈴木:
どのくらいのスピードが出るのですか?

小口:コースにもよりますが、135km/hくらい出ることもあります。

 

 

 

 

 

※小口選手滑走の様子(写真提供:小口貴子選手)


鈴木:
135km/hで、しかも頭からの滑走ですよね!全く想像がつきませんが、恐怖感はないのですか?私自身はジェットコースターのようにスピードがあるのは苦手でして。。

小口:初めて体験したときは、怖いというより、何がなんだか分からないうちに終わっていました。(笑)

鈴木:トップアスリートになった今、スケルトンという競技で重視されていることは何でしょう?

 

 

 

 

※小口選手スタート前の様子(写真提供:小口貴子選手)


小口:
まずひとつは、メンタルのコントロールです。興奮し過ぎてもいけないですし、あまり緊張感がない状態もよくないので、ほどよい緊張状態が良いと思っています。
あとは、やはり身体のコンディションですね。スケルトンは、最初のスタートダッシュで出来るだけスピードに乗せます。滑走し始めてからは、
最適なラインどりをしていかに加速するかということが大事になってきます。ですので、早く走れるとともに最適なコース取りをするためのボディバランスが必要となってきます。

鈴木:競技としては、ラグビー選手と同じような身体能力が必要なのでしょうか?前に進むのが主な動きなので、ハムストリングスやお尻など、身体の後ろにある筋肉が発達しそうですね。

小口:おっしゃる通りで、体型はラグビー選手に近いかもしれませんし、身体の後ろの筋肉が発達しやすいです。私は、競技を始めてから体重が13kg増えましたが、外国人選手を見ていると、まだまだ体重を増やさなければと思います。

鈴木:ややマニアックな話になってきましたね。(笑)でも、こういったお話をアスリート同士でするのは本当に楽しいです。

小口:よろしければ、スケルトン体験してみませんか?
コースの下の方からスタートすれば、初心者の方でも危険はありません。
毎年長野で一般の方向けの体験会や選手発掘を開催しているのです。よかったら、是非参加されてください。

鈴木:それは楽しそうですね!社員や、このサイトを見てくださっている人に募集をかけて、AuB独自のスケルトン体験会を開催できれば、楽しそうです!会社として検討してみます。

 

そういうわけで、なんとAuB株式会社としてスケルトン体験会を開催する可能性が出てきました。これから企画していくところなので、何も確定していませんが、是非実現できるように動いていきたいと思います!一般参加の方も募集する可能性があるので、そのときはこちらでお知らせします!

さて、次回の記事は、小口さんと鈴木啓太による、コンディショニングのお話です。小口選手にも腸内細菌検査を行って頂きましたので、腸内細菌とアスリートのコンディショニングについてお話します。

 

 

 

 

小口貴子プロフィール


出身:石川県輪島市
19歳の時にスケルトンと出会い、競技を始める。
2011年全日本チャレンジカップ優勝
2013年ワールドカップ初参戦
2014年全日本プッシュ選手権優勝
2018年冬季オリンピックへの出場を目指している。