2018年04月06日

学会ってこんなこともやってます - 農芸化学会報告(番外編)

前々回http://aub.co.jp/activity/946/、前回http://aub.co.jp/activity/953/)のActivityでは先日の農芸化学会について、一般講演と呼ばれる研究発表の大部分を占める講演について報告しましたが、今回は学会ってこんなこともやっているんだ ということを報告いたします。

 

(1)ジュニア農芸化学会

ジュニア農芸化学会とは「高校生による研究発表会」のことで、2006年度大会から始まり、今回は81題の発表がありました。部活動などで日頃から積み重ねた研究成果の内容だけでなく、ポスターの作成や説明、質疑応答の技術なども、高校生でここまでできるのかとただただ感心するばかりでした。


(2)
大隅良典先生講演

一昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典先生の講演がありました。大隅先生の受賞理由となった「オートファジー」について、ジュニア農芸化学会に参加していた高校生にもわかるように丁寧に説明してくださいました。
また、大隅先生の研究が今の世の中では受け入れる余裕のない「純粋に好奇心に支えられた研究」であることも話してくださり、本来は科学の楽しさ、面白さが重要であることを強調しておられました。


(3)
ランチョンセミナー

お昼時にやっている無料の弁当が提供されるセミナーで、開催企業は自社の研究成果や製品で得られた実験結果などをアピールできます。
農芸化学会では明治や味の素、日清食品のような有名な企業も開催していて、セミナーの資料を入れる袋なども目立っていました。このランチョンセミナーは昼食代を節約できるのも嬉しいのですが、学会会場や周囲に食堂や売店などが少ない場合にはその日の昼食を確保するために特に大事になります。

今回は周囲や会場内に食堂も売店もあったのですが、農芸化学会は規模の大きい学会なので、人気のセミナーのチケットはすぐに配布終了になってしまいました。
農芸化学会でのグッズの紹介

(4)展示会

展示会場では学会を支援している企業が機器・試薬・書籍などの営業、広報活動をしていて、出展企業が宣伝用にくださるグッズ目当てについつい足を運んでしまいます。グッズにはペン、付箋などが多いのですが、実験器具の形をしているなど変わったものは目を引きます。飲料、食品などを寄附してくださる支援企業もあり、前々回の報告で紹介したミドリムシについての研究をしているユーグレナ(株)さんはミドリムシクッキーを提供していました。
会場にはJAXAの展示もあったので、宇宙飛行士のサンプル(うんち)をもらえないかと、研究のことも少しは考えました。

 

(5)企業展

学会関連企業による会社説明会です。学会期間の3月は就職活動中の学生にとっては学会に参加しづらい時期です。そこで、学会参加のついでに効率よく、しかも農芸化学分野に関連の深い企業の会社説明会に参加できる機会として開催された企画です。

 

普段からあまり聞きなれない「学会」ですが、その中でも今回は番外編として、更に様々な内容を報告いたしました。

また、AuBにとっても今回の学会はとても有意義なものになりました。今後も研究結果をどんどん発表していく予定ですので、応援を宜しくお願いします!