AuB-001とは?
AuBの発見、新機能を持つビフィズス菌です。
ビフィズス菌はヒトにとって有用な腸内細菌のひとつ。腸内環境を整える機能があります。
そんな中AuBでは、かねてから注目するアスリートがいました。
それはある元オリンピック選手。
腸内細菌のDNA解析で特徴的な腸を持つ人を割り出したところ、その人の腸から新種のビフィズス菌を発見しました。
私たちはそれを「 AuBー001」と名付けました。
発見したのは、天然の糖質の一種であるソルビトールを栄養源(エサ)に出来る特異なビフィズス菌で、糖を分解する(エサにする)過程で、免疫機能を整える酢酸を一般的な同種の菌より約11倍も産生するのが特長です。
加えて、耐酸性に優れていることから、胃で死滅する一般的なビフィズス菌と異なり、腸まで生きて届きやすい性質であることも分かっています。
3つの特徴
より多くの食材を栄養源にできるビフィズス菌(※)
従来のビフィズス菌の機能に加え、りんご・梨・桃などといった糖類の一種(ソルビトール)も栄養源にできるビフィズス菌です。
栄養源が増えることで、より多くの短鎖脂肪酸を作り出すことができます。
※ソルビトール資化能ビフィドバクテリウム属ロンガム種の菌株
PY培地 +0.5% ソルビトール中の有機酸濃度
免疫機能を整える酢酸が11倍に
酢酸は感染症予防と免疫力コントロールの機能があり、健康を保つのにとても重要な役割です。
AuB-001は、栄養源を分解する際に、酢酸の量を通常の11倍も作り出すことができます。
胃酸に強く腸まで届きやすい
一般的にビフィズス菌は酸性に弱く、口から入っても胃酸で死滅し生きたまま腸にたどり着きにくい特徴があります。
AuB-001は、胃酸に強いため腸まで生きて届き短鎖脂肪酸を多く作り出すことができます。
今後は、AuB-001を用いた自社商品の開発や菌素材の外部提供などを行っていきます。
AuB-001に関するニュースリリース